密かな楽しみ
この国に生まれて、しみじみ良かったなぁと思うことはたくさんある。
と、言うか、外国に住んだことなんかないのだから当然と言えば当然だが。
筆頭は、食物の多彩さ、調理法の豊かさだが、2番目は名前だ。
毎日、ニュースや新聞記事で出て来る苗字のユニークさ。
いいなぁ。実に詩的。先祖の感性の豊かさに脱帽する。
下の名前も負けてはいない。
時代によって、はやりすたりはあるにしても。
私自身は、はるこやあきこ、れいこ、ようこなどというごく普通の名前が好きだ。落ち着いた知性を感じる。
友人に一番多いのは、のりこ、2番目はようこ。ちかこも多いな。
一生の間に、一度は名前を変える制度ができないものかと夢想する。
そうね、昔の侍のように。牛若丸が義経になるように。
親が、あれこれ考えてつけてくれた名前に、愛着を持つ人もいるだろうが、私はそうじゃない。
大人になったら自分が好きな名前にしたっていいじゃないの。
これが世間に認められたら、どんな名前にしようかな?
亡くなった祖母が言っていた。年に関係ない名前がいいよと。
じゃ、どんなのと考えているうちに今日もお休みの時間。
結論が出るのはいつのことか。
ほんと、暇人よね。
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